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皆さんこんにちは。ウラシコです!
今回は「現状回復工事・解体工事の職人の仕事」について、そして 建物解体で後悔しない業者の選び方、さらに ウラシコが選ばれる理由 を分かりやすく解説していきます。
実はこの業界、ネットで調べても分かるように、トラブルや苦情が多いのが現状です。ぜひ最後までご覧いただき、後悔しないためのポイントを知っていただければと思います。
建物解体トラブルのよくある事例3つ

建物の解体工事で実際によくあるトラブル事例には、こういったものがあります。これらは、実際に私たちがご相談としてお客様からいただいたケースです。この事例をもとに、本日は詳しくお話を進めていきます。
- まず1つ目「最初の見積もりより30万円以上高くなった」 というケース。
- 次に2つ目、「近所からの苦情が殺到し、大問題になってしまった」
- そして3つ目、「不法投棄されていたことが後から発覚した」
このようなトラブルは実際に多く、よくある相談内容です。こうならないためにも、今日のお話をぜひ参考にしていただければと思います。
1つ目のトラブル「最初の見積もりより30万円以上高くなった」 というケース
まず1つ目、最初の見積もりより大幅に金額が上がってしまう理由 について解説します。これは、 ずさんな見積もり、あるいは 曖昧な契約内容 が大きな原因です。
実際にご相談いただいたケースでは、見積書が非常に不十分でした。記載されていたのは、「解体工事一式 150万円」……これだけ。これでは、何にいくらかかるのか全く分からない ですよね。

相談者の方は「〇〇の作業が入っていませんでした」と言われて追加請求を受けたものの、「どうにかできませんか?」とご相談をいただきました。しかし、事前に細かく決めていないと防ぎようがありません。
正しい見積もりとは?

しっかりした企業の場合、以下のように項目ごとに明確に記載されています。
- 解体工事・重機作業:〇〇円
- 足場養生:〇〇円
- 養生費:〇〇円
- 残置物撤去:〇〇円
- CBフェンス ○m:〇〇円
- 樹木撤去 ○㎥:〇〇円
建物内部を解体しないと判断できない項目は「別途費用」と明記このように、どの部分にどれだけ費用がかかるのか明確な見積もりが“正しい見積書”です。
契約書の確認も必須
契約書が届いたら、必ず内容を確認してください。
- 専門用語が多すぎる
- 曖昧な表現が多い
- 質問しても丁寧に答えてくれない
こういった企業は、後々トラブルになる可能性が高いので注意が必要です。
地中埋設物の項目も必ずチェック

もうひとつ重要なのが 地中埋設物(埋まっているゴミ) の扱いです。昔の時代、戦争で焼けた家をそのまま埋めて建て直すことも珍しくなかったため、今でも地面を開けると瓦・木材・金属などが出てくることがあります。
これは、解体会社も事前に100%把握できない ため、追加費用が発生する可能性があります。見積書・契約書に「地中埋設物があった場合は別途費用」と明記されているか確認しておきましょう。また、追加費用が発生した際の報告ルール があるかどうかも重要です。
「口頭説明だけ」はNG。必ず書面での報告ルールがある会社を選びましょう。
異常に安い見積もりにも注意
複数社から見積もりを取った際、明らかに安すぎる金額を出してくる会社には注意が必要です。強引な訪問営業や、後から高額請求されるケースが多いため、慎重に判断しましょう。
ウラシコではそのような営業は一切行っておりません。ご不明点があれば、いつでも丁寧にご説明させていただきます。
2つ目「近所からの苦情が殺到し、大問題になってしまった」

それでは次のトラブル、「近所からの苦情が殺到して大問題になったケース」 についてお話しします。これは、現場管理がずさんだったり、作業員の対応に問題がある場合 に起こりやすいトラブルです。
以前、お客様から実際にいただいたご相談では、「近隣の方への説明が全くなく、いきなり解体が始まった。こんなの普通なんですか?」というお電話がありました。もちろん 私たちウラシコの現場ではありません が、そのような企業が存在するのは事実です。
解体工事は、大きな音も出るし、ホコリも発生します。だからこそ、近隣への配慮を徹底できる業者 を選ばないと、依頼者自身がトラブルの矢面に立たされてしまいます。
相談者様が依頼した会社がどこまで説明していたかは分かりませんが、トラブルを防ぐには 丁寧で誠実な説明が絶対に必要 です。私たちウラシコでは、この点をとても重視しています。
ウラシコが徹底している近隣対応
① 近隣住民への事前挨拶・告知

工事前に、近隣の皆さまへ工事内容、工事期間、騒音が出る時間帯、共用部分の利用予定などを丁寧にご説明し、トラブルが起きないように配慮しています。「当日いきなり工事が始まった」という状態は絶対につくりません。
② 養生シートの設置

養生(ようじょう)にも徹底的にこだわっています。しっかりと養生シートを張ることで、ホコリの飛散防止や騒音の軽減につながり、クレームの発生を大幅に抑えることができます。
養生を手抜きすると、苦情が殺到して工事中止にまで発展する ケースもあります。特に住宅が密集している地域では、細心の注意が欠かせません。契約前に「養生をきちんとやる会社か?」を必ず確認してください。
3つ目:不法投棄されていたことが後から発覚した

これは非常に重大な問題です。考えられる主な理由は、廃棄物処理業の許可を持っていない会社に依頼してしまった 場合。収集運搬の許可がない会社は、法律上「ゴミを処分すること」自体ができません。
見積もりより異常に安い料金で引き受ける不正業者が絡むケースが多く、後から依頼主まで責任を問われる可能性もあります。こういった不法投棄の問題が起きるかどうかは、事前の確認がとても重要です。
実際に、日本全国で不法投棄のトラブルは多発しています。山や川に大量のゴミが放置されている光景を見たことがある方もいるかもしれません。見るだけで胸が痛みますし、環境にも悪影響です。
ですから、適正に処理している会社を選ぶこと が何より大切です。
適正な廃棄物処理をしている会社か確認するポイント
解体業者が「廃棄物収集運搬の許可」を持っているかどうかは、次の方法で確認できます。
● 名刺・ウェブサイト・見積書
許可番号が記載されているかチェックしてください。
● 都道府県の許可業者検索サイト

愛知県であれば「愛知県 産廃 許可業者検索」で調べることができ、業者名から許可の有無を照合できます。
● マニフェスト(産業廃棄物管理票)
廃棄物が適正に処理された証拠の書類です。紙のマニフェストを発行しているか、電子マニフェストに対応しているか、これらも信頼性を判断する材料になります。
● 処分先が明記されているか

良い見積書の例としては、
- 「〇〇処理センター:コンクリートガラ」
- 「〇〇リサイクル工場:スクラップ」
- 「〇〇ボード:ここに搬入」
このように具体的な処分先の記載がある見積書です。逆に、「一式 ○○円」とだけ書かれているものは不明確なので、必ず「どこに処分しますか?」と確認しましょう。
● 処分記録の提出がある会社は“完璧”
現場写真や処分証明書を提供してくれる業者であれば、万が一行政から確認された際にも証拠になります。
まとめ

建物解体でよくあるトラブルと後悔例 についてお話ししました。そして、ウラシコが選ばれる理由 についても一部ご紹介しました。
特によくあるトラブルは次の3つです。
- 最初の見積もりより30万円以上高くなる
- 近所からの苦情が殺到して大問題に発展する
- 不法投棄されていたことが後から発覚する
こうしたトラブルを避けるためには、業者選び・見積もりの確認・契約内容のチェックが非常に大切です。ぜひ今日の内容を参考にしていただければと思います。
私たちウラシコでは、解体工事・現状回復工事・産業廃棄物収集運搬 のご相談を随時受け付けております。
