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皆さんこんにちは。ウラシコです。今回は特にご相談の多い「遺品整理」について解説していきます。

遺品整理は「どこから手をつけていいか分からない」という声が本当に多いです。気持ちの面でも負担が大きい作業ですが、正しい流れや注意点を知っているだけで、少し気持ちが楽になります。ぜひ最後までご覧ください。

遺品整理を始めるタイミングはいつがいい?

遺品整理を始めるタイミングはいつがいい

前提として、遺品整理を始める時期に「絶対的な正解」はありません。ご遺族の心の状態や物件の事情によって最適なタイミングは変わるので、決して焦る必要はありません。

ただし、相続税の申告期限は「10ヶ月以内」と決まっています。遺品の中から名義変更などに必要な書類を探す必要が出てくるため、まずは「いつまでに進めるか」を決めておくのがおすすめです。期限を設定することで気持ちが楽になる方は多いですね。

私たちにご依頼いただくお客様では、次の3パターンが多いです。

  • 1つ目が「葬儀後すぐ」
  • 2つ目が「死亡届の提出や各種解約手続きが落ち着いてから」
  • 3つ目が「四十九日や一周忌の後」

葬儀後すぐに始めるケースは、賃貸物件などで更新日や引き渡し時期が決まっている場合ですね。契約期限がある場合は、そこから逆算して進める必要があります。

次に、死亡届の提出や保険・年金の手続き、公共料金の解約などが終わってから始めるタイミングです。身近な方が亡くなると、役所への死亡届の提出、保険、年金、銀行口座、光熱費など、まずは各種手続きが多く発生します。これらが一段落してから遺品整理に向き合う方も多いです。

3つ目は、四十九日や一周忌などの節目のタイミングですね。節目を迎えてから動き出す方も多くいらっしゃいます。

遺品整理はどんな流れで進める?

ここからは遺品整理の具体的な流れを説明します。

  1. 親族間の話し合い
  2. 遺言書の確認
  3. 相続の判断
  4. 仕分け作業
  5. 不要品の処分
  6. 片付け(形見分け)

親族間の話し合い

親族間の話し合い

まず最初に大事なのは「親族間の話し合い」です。ここは特に重要です。後々、弁護士が入るような親族間トラブルになるケースもありますので、しっかり話し合わないと大変なことになります。

ポイントとしては、

  • 誰が中心となって進めるのか
  • 何を残したいのか
  • 処分費用は誰が負担するのか

この3点を最初に入念に話し合っておくことです。

LINEグループなどを作って、全員が見られる状態で話し合うのもおすすめです。重要な決定事項は、できれば書面で残しておくと安心です。

遺言書の確認

遺言書の確認

次に「遺言書の確認」です。書類棚や机の中など、一度確認しておきましょう。

遺言書が見つかった場合は、勝手に開封しないでください。封のある遺言書は家庭裁判所で、相続人が立ち会う中で開封する必要があります。勝手に開けると、5万円以下の過料(罰金のようなもの)が発生する可能性がありますし、トラブルの原因にもなります。開封せず、家庭裁判所の手続きの中で確認してください。

相続の判断

相続の判断

続いて「相続の判断」です。単純に相続するのであれば問題ありませんが、故人に借金がある場合など、相続放棄を検討するケースもあります。その場合は3ヶ月以内に相続放棄の申請が必要です。

さらに注意点として、相続放棄をする前に遺品を処分してしまうと「財産を相続する意思がある」と見なされて、相続放棄ができなくなる可能性があります。ここは特に注意が必要です。

仕分け作業

仕分け作業

方針が決まったら、いよいよ「仕分け作業」です。

おすすめは、

  • 残す
  • 売る
  • 捨てる
  • 一旦保留

の4分類です。迷うものは一旦保留に入れて、無理せず進めましょう。

仕分けが終わったら「不要品の処分」です。家具家電は自治体ごとにルールがあるので、リスト化してまとめて処分方法を確認するとスムーズです。量が多い場合や、家具など重たいものがある場合は無理せず業者に依頼しましょう。ここはウラシコでも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

最後が「片付け・形見分け」です。時計や衣類、写真などを、思い出と一緒に親族で分配します。物を片付けるだけが目的ではなく、気持ちの整理にもつながる大事な時間になります。

その他に、遺品整理で押さえておきたいポイントは?

遺品整理で押さえておきたいポイント

最後に、押さえておきたいポイントは4つです。

  1. 書類関係
  2. デジタル遺品
  3. 処分できるものは自分で
  4. 業者に依頼するときの注意

書類関係

まず1つ目、書類関係です。通帳、保険証券、不動産関連書類などは見つけたら他のものと混ざらないように厳重に保管しましょう。書類を見つけたら、解約や名義変更の期限なども確認しておくと安心です。保険や年金の停止、公共料金の解約など、整理より先に対応すべきものも多くあります。

デジタル遺品

2つ目はデジタル遺品です。

今の時代は、スマホやパソコンの中に写真や連絡先だけでなく、サブスク、ネット通販、証券口座、株の口座などが入っています。亡くなった後にこれらをすべて把握するのはほぼ不可能なので、だからこそ生前に確認してリスト化しておくことがとても重要です。

利用中のサービスIDやパスワードをまとめておきましょう。特に多いのが「スマホのパスワードが分からず開けない」というケースです。重要な情報がLINEやメールに残っていることもあるので、スマホのパスワードは必ず共有できる形にしておくのがおすすめです。

処分できるものは自分で

3つ目は「処分できるものは自分で」です。費用を抑えるために、自分で処分できるものは自分で処分するのが基本です。ただし、よくある誤解として「仕分けだけしたので安くしてください」というケースがあります。

残念ながら、仕分けだけでは料金はほとんど変わりません。費用の多くは「処分する量」で決まるからです。仕分けが終わったら、できる範囲で「捨てるところまで」やり切るのが大切です。

業者に依頼する場合

4つ目は「業者に依頼する場合」です。

一般廃棄物収集運搬に関する許可や、遺品整理に関する資格など、適正な手続きで処分できる業者に依頼するのがおすすめです。適正処分ができる業者は安心です。もちろん、私たちウラシコでも対応していますので、お気軽にご相談ください。

最後に

遺品整理

最後に重要ポイントをまとめます。

  • 相続税の申告期限は10ヶ月以内。相続に必要な書類を早めに見つける
  • 遺言書を見つけても勝手に開封しない
  • 相続放棄を検討している場合は、遺品を処分しない
  • 仕分けは「残す・売る・捨てる・一旦保留」で進める

遺品整理が忙しくて進められない場合や、大型の家具などが多い場合は、ウラシコにお気軽にお任せください。大切なお品物や思い出を、スタッフが丁寧に対応いたします。不安な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。