みなさんこんにちは!
株式会社ウラシコの浦志です。

今日はですね、ちょっと面白いニュースを見つけましたので紹介します。

最近インドネシアで「ゴミから電気を作る」という取り組みがかなり進んでいるんです。

今回はこちらについて解体業者から見た目線で解説していきます。

いわゆる「ごみ発電」ですね。

インドネシア政府も、このごみ発電を進めています。

その中でも今回注目したいのが「レゴックナンカ」というプロジェクトです。

たぶん日本では、ほとんど聞かない名前ですよね。

でも実はこれ、日本企業も関わっている非常に大きなプロジェクトなんです。

今日は「なぜインドネシアでゴミ発電なのか?」

そして「なぜ日本企業がそこに参入するのか?」

さらに、「実は日本はゴミ発電の先進国だった」というところまでお話ししたいと思います。

そもそもインドネシアって、そんなにゴミの問題が大きいんですか?

大きな課題になっています。

特に都市部では人口が増えて、経済も発展しています。
当然、生活から出るゴミもドンドン増えていきます。

そして「ゴミをどこで、どう処理するのか?」という問題が増加していきました。

日本は長い時間をかけて、焼却施設を作ったり、分別したり、リサイクルしたり、かなりゴミ処理の仕組みを整えてきました。

一方でインドネシアでは、最終処分場の容量不足や廃棄物処理の高度化が大きな課題になっています。

だから「ゴミをただ捨てる」のではなく、「ゴミを処理しながらエネルギーも作ろう」という発想が出てくるわけです。”
“そこでインドネシアで登場するのが、レゴックナンカのウエストツウエナジー(Waste-to-Energy)プロジェクトです。

簡単に言えば「廃棄物をエネルギーに変えるプロジェクト」ということです。ゴミを処理するときに発生する熱などを利用して、電気を作ります。

レゴックナンカは、インドネシアの西ジャワ州にあるプロジェクトで、6つの自治体から出るゴミを処理する計画です。

処理能力は最大で1日約2,100トン以上。さらに、最大40.MW(メガワット)以上の発電が計画されているそうです。

かなの量ですね!
“かもポイントは、ゴミを処理するだけじゃない。ゴミを処理しながら、電気という価値を生み出す。

ここなんですね。

レゴックナンカには、住友商事、九州電力系など、日本企業を含むコンソーシアムが関わっています。

さらに、日本の環境省やJICAもプロジェクトを支援しています。

2026年2月には、環境省とインドネシア側の廃棄物管理合同委員会に合わせて、レゴックナンカのプロジェクトに関する式典も開催されています。

ここが非常に面白いところです。

日本が持っている「ゴミを安全に処理する技術」や「焼却熱をエネルギーとして利用する技術」を海外で活用する。

これは日本企業にとっても大きなビジネスチャンスになります。

そしてここからが、今日一番お伝えしたいところです。

実は日本はごみ発電大国なんです。

環境省の2024年度データを見ると、日本の一般廃棄物焼却施設は991施設。

そのうち、415施設に発電設備があります。

つまり、41.9%の焼却施設で発電設備を持っているんです。

さらに、これらの施設の総発電能力は、2,289MW(メガワット)。年間の発電電力量は、約104.5億kWhキロワットです。

環境省によると、これは年間の家庭の電力使用量に換算すると、約267万世帯分に相当します。

普段「ゴミを捨てる」というところまでしか考えないじゃないですか。

でも実際には、ゴミを焼却することで発生する熱を利用して電気を作っている。

つまり、ゴミがエネルギーの一部になっているんです。

根本的な話になりますが、日本は「どこにでもゴミを埋めればいい」という国ではありません。

最終処分場には限りがあります。

だから、ゴミを減量して、さらに焼却して、最後に残るものをできるだけ少なくする。そして、その焼却時に出る熱を捨てるのではなく、電気などに利用する。これがごみ発電です。

ゴミを燃やした後に、灰などは残ります。それを埋立地などで処理する。これが一般的な日本のゴミの処理の方法ですね。

解体工事をすると、当然いろいろな廃棄物が出ます。

木材、廃プラスチック、金属、コンクリートなど。例えば金属なら、鉄やアルミ、銅などを資源として回収する。木材もリサイクルできるものがあります。コンクリートも再生利用されるケースがあります。

つまり、解体業者の仕事は、「建物を壊してゴミを出す」だけではありません。

「壊した後にどう資源として循環させるか」まで考える。

どうしてもリサイクルできないものについては、適正に処理する。その先に、ごみ発電のような仕組みもあるわけです。

私が今回このニュースを見て、面白いと思ったのは、「日本で発達した仕組みが、これから海外でも必要になるかもしれない」というところです。

人口が増えて、都市が大きくなって、生活が豊かになる。そうすると、当然ゴミも増えます。

だから「ゴミをどう処理するか」という問題は、これから世界中で重要になってくる可能性があります。”

日本企業にとっては、そこがビジネスチャンスになる。

そして日本国内でも、単純に「燃やして終わり」ではなく、いかにエネルギーや資源として活用するか

という方向がさらに重要になると思います。