今回は、約500坪の敷地面積を誇る大規模な鉄骨造の工場建屋解体工事をご紹介いたします。長年稼働してきた歴史ある工場を、完全に更地にするまでのプロセスと、現場特有の苦労や工夫について詳しくレポートします。
工事概要

- 工事内容:工場建屋解体工事(鉄骨造・スレート造 / 更地化)
- 敷地面積:約500坪
- 工期:約2ヶ月
- 延べ作業人員:総勢約200人
- 工事費用:約2500万円
工事の背景と事前準備

解体工事を進めるにあたっては、まず各種事前調査からしっかりと着手いたしました。歴史のある建物であるため、建物の劣化状況や構造の正確な把握が何よりも重要となります。
また、今回の現場は周辺に住宅や道路が近接している環境だったため、安全管理の徹底はもちろんのこと、近隣への騒音・振動、そして粉じんの飛散を最小限に抑えるための配慮を最優先事項として掲げました。現場の周囲にはしっかりと足場と防音・防塵シートを張り巡らせ、細心の注意を払いながら工事をスタートさせています。
施工のポイントと難所

1. スレート屋根の撤去と鉄骨造の解体

今回の建物は、頑丈な鉄骨造とスレートが組み合わさった構造でした。まずは屋根部のスレートを一枚ずつ丁寧かつ安全に下ろしていく作業から進めました。その後、骨組みとなる頑強な鉄骨のバラシ作業へと移行します。熟練の職人技と大型重機を連動させ、見応えのあるダイナミックな解体・撤去作業を安全第一で進めていきました。
2. 天井部に入り組む複雑なケーブルの撤去

今回の工事において、最も手間がかかったのが内部の配線・配管処理です。建物の天井全体に張り巡らされたケーブル類が複雑に絡み合っており、これらをあらかじめ丁寧に剥つって取り出す作業が必要不可欠でした。内部の付帯物をしっかりと整理・撤去した上でなければ本体の本格的な解体ができないため、ここに多くの時間と労力を割くことになりました。
3. 基礎およびピット(地下構造)の解体

建屋の側壁や上部構造物を取り払った後には、強固なコンクリート基礎や、かつての工場設備に伴うピット(地下のケーブル埋設部や構造物)の解体が待ち受けています。RCで幾重にも頑丈にくるまれたピット部分を重機やハンドブレーカー等でゴリゴリと剥つり、地中深くの構造物まで徹底的に破壊して完全な更地へと仕上げていきます。
工事を終えて

約500坪という広大な敷地、そして工場特有の複雑な内部構造や頑強な基礎を持つ建物の解体でしたが、総勢約200人の作業スタッフがチームワークを発揮し、約2ヶ月の工期を経て無事に完工いたしました。総額約2500万円の大規模プロジェクトとなり、現在はすべての障害物が取り払われ、すっきりと美しい更地状態へと生まれ変わっています。
株式会社ウラシコでは、今回のような大規模な工場・倉庫の解体から、複雑な内部解体・地中障害物の撤去まで、あらゆるニーズに確かな技術と万全の安全管理でお応えいたします。解体工事や更地化をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

